白樺リゾート観光協会

静かな森の美術館

穏やかな白樺湖のほとりにたたずむ2つの美術館。「世界の影絵・きり絵・ガラス・オルゴール美術館」で影絵が織りなすファンタジーに触れ、「蓼科テディベア美術館」でメルヘンの世界を旅した後は、きっと、目の前の白樺湖の風景までが、童話の舞台のように見えるでしょう。

白樺湖の魔法にかかったアンノン族

蓼科大池から白樺湖へと名前を変え、次第に観光スポット・別荘地として知られるようになってきた白樺湖に大きな変化が訪れたのは昭和42年のこと。ビーナスライン(当時は蓼科有料道路と呼ばれていました)の茅野〜白樺湖間が開通し、白樺湖エリアへの交通の便が飛躍的に向上したのです。その後、ビーナスラインは美ヶ原を目指して順次区間を延ばし、美ヶ原、霧ヶ峰、白樺湖、茅野を結ぶ全線が開通したのは昭和56年。延伸とともにビーナスライン自体が絶景のドライブルートととして人気を集めるようになると、白樺湖エリアは国内屈指の観光スポットとして広く知られるようになりました。
時はあたかも国内旅行の大ブーム。1970年に国鉄(現JR)が始めた国内旅行キャンペーン「ディスカバー・ジャパン」をきっかけに、若い女性の一人旅がブームとなりました。彼女たちは、当時の女性雑誌にちなんで「アンノン族」と呼ばれていました。上質でゆったりとした「癒し」の時間を求める彼女たちを魅了したのは、ありのままの白樺湖の風景でした。新緑の湖面を音もなく横切るボート、白樺林の凛としたたたずまい、どこまでも広がる一面の銀世界。今も変わらない白樺湖の素顔ですが、訪れた人々は、そのなかにロマンや癒しを見出し、まるでおとぎ話の舞台であるかのような非日常の風景を見たのです。訪れた人々の胸のうちに、夢やロマンがぽっと灯るなにかが、白樺湖にはあるのかもしれません。アンノン族も今やおじいちゃん・おばあちゃん世代。今度は小さな孫たちが、白樺湖の魔法にかかるときかもしれません。

ファンタジーとメルヘンに触れる白樺湖の美術館